地獄のWordPressをGridsomeのCMSとして使いやすくする
使い勝手編
マークダウンに対応させる
Gridsomeでサイトを更新するときは、当然ですが普通ならマークダウンファイルで記事を書きます。
ところが、WordPressはGutenbergとかいう頭の狂ったブロックエディタが標準なので、マークダウンが使えません(一応変換はしてくれる)。
そこで「WP Githuber MD」というプラグインを使います。プラグインをインストールするだけで、エディタがマークダウンモードになります。
できれば、記事データもプレーンテキストで保存してくれると、後々WordPressの地獄から解放された時に助かるんですが、データベースのレコードを確認した限り、保存時にHTMLに変換されているようです。残念。
自動バックアップを導入する
WordPressの地獄の典型例がデータベースの破損やプラグインなどによるWordPressサイトの破壊です。至る所にトラップがある地獄、それがWordPress。
そんなWordPressで少しでも安心したいなら、記事データは絶対にバックアップしておく必要があります。
WordPressのためにいちいちPHPでプラグラムを書くのも面倒なので、UpdraftPlusというプラグインを使います。
無料プランでGoogle Driveへのバックファイルのアップロードにも対応しています。無料プランではバックアップ先を「UpdraftPlus」というフォルダ名から変更できないようです。
セキュリティ編
WordPressといえば、ガバガバのセキュリティも有名ですよね。WordPressを使う = 世の中にバグを撒き散らすと言っても過言ではないくらいセキュリティがやばいです。
そんな地獄のようなWordPressで少しでも安心して住めるようにするならセキュリティをガチガチにする必要があります。
セキュリティについては、また別の記事で書こうかと思います。
ちなみに、サイトのセキュリティを高めたいのであれば、「WordPressを使わない」のが一番のセキュリティ対策であることは言うまでもありません。
地獄のWordPressをGridsomeのCMSとして使いやすくする方法をざっくり書いてきました。
書いているだけで辛くなってくる苦行のような設定です。なんでこんなことをしないといけないのか?と言う疑問と戦いながら使う、それがWordPressです。